〜顎の骨の中にできる“見逃されやすい腫瘍”〜
エナメル上皮腫とは、歯をつくるもとになる細胞(歯原性組織)から発生する腫瘍です🦷
顎の骨の中にできる腫瘍の一種で、良性に分類されますが、一般的な良性腫瘍とは少し性質が異なります。
それは、
👉 周囲の骨をゆっくり溶かしながら大きくなる
👉 再発しやすい
という特徴を持っている点です。
そのため「良性だから安心」とは言い切れず、適切な診断と治療がとても重要になります😌
〇発生しやすい場所
エナメル上皮腫は、【下あご】(特に奥歯〜親知らず付近)に多く発生します!
比較的若年〜中年層に見られ、男女差はほとんどありません。初期症状はほとんどありません😱
この腫瘍の厄介な点は、初期には自覚症状がほぼないということです。
痛みもなく静かに進行するため、
✅レントゲン検査で偶然見つかる
✅親知らずの検査時に発見される
といったケースも少なくありません。

〇進行すると現れる症状
腫瘍が大きくなると、以下のような変化が起こります🦷
・顎の腫れ
・顔の左右差
・歯のぐらつき
・噛み合わせの違和感
・しびれ(神経圧迫時)
・痛み(進行例)
さらに進行すると、顎の骨が薄くなり病的骨折のリスクが生じることもあります🥲
〇レントゲンでの特徴
エナメル上皮腫は画像上、「風船のように膨らむ骨の空洞」として見えることが多く、
✔蜂の巣状
✔シャボン玉状
と表現される透過像を示すことがあります。
このような所見が、診断の重要な手がかりとなります!
〇治療方法
エナメル上皮腫は自然に消失することはありません🍀
基本的な治療は外科的切除です🦷
ただし、単純に取り除くだけでは再発する可能性があるため、
⚪︎腫瘍のみ摘出
⚪︎周囲の骨を含めた切除
など、病変の大きさや広がりに応じて治療法が選択されます。
大きく進行した場合には、顎骨の再建が必要になるケースもあります。
〇再発のリスク
エナメル上皮腫は再発率が比較的高い腫瘍です。
そのため、
✔ 長期的な経過観察
✔ 定期的な画像チェック
が非常に重要になります。
治療後も油断せず、フォローアップを続けることが大切です🍀
〇早期発見のためにできること
初期には症状が出にくいため、
👉 定期検診
👉 パノラマレントゲン検査
が早期発見につながります✨️
特に親知らず周囲のチェックは重要です✨️
〇まとめ
エナメル上皮腫は良性腫瘍ではありますが、「静かに進行し、骨を破壊する可能性がある」という特徴を持っています🦷
自覚症状がなくても、定期的な検診によって早期発見が可能です✨
お口の違和感や顎の腫れを感じた際は、放置せず歯科医院へご相談ください🤲
早期の対応が、顎の健康を守る大きな一歩となります‼️
かねむらNAOKOデンタルクリニックでお待ちしております☺️

