▲:水曜は終日往診(外来診療はありません) ★:土曜は9:00~16:00 休診日:日曜・祝日
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診療案内
むし歯は進行度によって治療法が変わってきます。ごく初期であれば経過観察ですむこともありますが、感染が進めば進むほど歯を削る量が増えて大がかりにな治療が必要になります。歯のダメージと治療にかかる時間や費用を抑えるためにも、早めの受診を心がけましょう。 当院では保険診療の詰め物・被せ物のほか、ご希望の方には白く美しい修復物もご提案が可能です。
むし歯は進行状態に応じた治療を行います。 CO(初期のむし歯) 歯の一番外側にあるエナメル質からミネラル分が溶け出した状態で、まだ穴はあいていません。フッ素塗布などで、溶け出したミネラル分を歯の表面に戻す「再石灰化」を促すことで、むし歯の進行を止めて元の健康な状態に戻します。 C1(エナメル質のむし歯) エナメル質が溶け出して小さな穴が開いている状態です。感染部分を少し削ってプラスチックレジンを詰めて修復します。 C2(象牙質のむし歯) エナメル質の奥にある象牙質にまで感染が広がった状態です。感染部分を削って詰め物で補います。 C3(神経にまで達したむし歯) 歯の内部にある神経にむし歯が達した状態で、神経に炎症が起こり激しい痛みを伴います。 感染した神経を取り除いてから被せ物で補う「根管治療」を行うことで、歯を残せる可能性が広がります。 C4(歯根にまで達したむし歯) 神経がすべて死んで歯冠(歯ぐきから上の部分)が溶けてしまった状態です。神経を失っているため痛みを感じることはありませんが、歯の根の先に細菌が溜まっています。詰め物や被せ物による治療ができないと判断されたら、抜歯をして義歯で補います。
歯周病とは細菌によって歯周組織が炎症を起こす病気で、進行すると歯を支える歯槽骨が破壊されて歯が抜けてしまうこともあります。初期には自覚症状がほとんどないため、歯科医院で定期的な歯周病チェックを受けることが大切です。 当院では日本歯周病学会 認定医が的確な治療を行い、歯周組織の破壊が進んでしまった方には歯周組織再生療法にも対応しています。
歯周病が重症化すると歯を失う恐れがあることはよく知られていますが、じつは全身疾患とも深い関係があります。歯周病菌が作り出す毒素や炎症性物質が歯ぐきの血管を通じて全身に送られることで、健康状態に様々な影響を与えるのです。特に、糖尿病と歯周病はお互いに影響を与え合う関係性です。 ほかにも、「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」や、動脈硬化、心疾患や脳血管疾患を引き起こす恐れがあります。また、妊娠中の女性が歯周病にかかると、早産や低出生体重児の出産のリスクが高まりますので、しっかりと予防に取り組みましょう。
予防・クリーニングとは、病気を未然に防いでお口の健康を維持するための取り組みのことです。具体的にはお口全体の健康チェック、プロによるクリーニング、ブラッシング指導、歯質を強化するフッ素塗布などを行います。 むし歯や歯周病を防ぐのはもちろんのこと、ご家庭では落とせない着色汚れやヤニまできれいにクリーニングできます。
根管治療とは、おもに歯の根にまでむし歯の感染が進んだ場合に行う歯の根の治療です。これまで重度のむし歯は抜くしかありませんでしたが、感染を起こした神経などを取り除いて炎症を抑え、歯の保存をめざします。 当院では歯科用CT使って複雑な根管の形状を把握し、治療の精度向上に努めています。
根管治療では、根管から感染した神経を取り除いた後で、内部を洗浄・消毒し、薬剤を詰めて無菌状態にします。 根管内部は非常に狭く複雑な形をしていて、肉眼では見えにくいため、一つ一つの作業に時間をかけて丁寧に進めていかなければいけません。 さらに、少しでも汚れが残ってしまうと再発する恐れがありますので、細部にいたるまで徹底的にキレイにする必要があるのです。 そのため、根管治療は、一般的なむし歯治療とくらべて時間がかかり、複数回通院していただくことになります。 痛みがなくなったからといって通院を途中でやめてしまうと、根の先でむし歯が再発し、将来的に歯を失うリスクが高まりますので、最後まで治療を受けることが大切です。
子どもの歯は成人に比べてエナメル質が薄く柔らかいため、むし歯に弱く進行も早いことが特徴です。当院ではお子さまの成長に合わせたむし歯予防に力を入れ、保護者の方にも食育や仕上げ磨きのコツなど、役立つ情報をわかりやすくお伝えします。 女性の歯科医師がやさしく診療しますので、男性の歯科医師が苦手なお子さまもおまかせください。
お子さまの矯正治療では、歯を抜かずにすむことが多く、後戻りしにくい、費用を抑えやすいなど多くのメリットがあります。 当院では、マウスピース型矯正装置「インビザラインファースト」を使った小児矯正治療を行っています。マウスピースは薄く透明で目立ちにくく、取り外しも可能なので、お子さまにとって負担の少ない治療ができます。
妊娠中はホルモンバランスの変化がお口の環境にも影響し、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。特に妊娠中の歯周病は、早産や低出生体重児のリスクを高めるため注意が必要です。 マタニティ歯科診療では、お身体に障りのない範囲でお口のクリーニングや治療、口腔ケアのアドバイスなどを行います。安定期に入ったら一度ご来院ください。当院では出産後も、お母さまと赤ちゃんの口腔ケアを継続してサポートいたします。
女性は妊娠すると、ホルモンバランスが乱れて、身体だけでなくお口にもさまざまな変化があらわれます。 妊娠中のお口の中は、女性ホルモンの増加に伴い唾液の分泌量が低下し、不衛生な状態になりがちです。さらに、つわりで歯磨きができない方も多く、むし歯や歯周病にかかるリスクが高いといえます。中には、口臭が気になるようになる方もいらっしゃいます。 また、歯周病が重症化すると早産や低出生体重児の出産を引き起こす恐れがありますので、適切なケアで予防することが大切です。 妊娠後期になるとお腹が大きくなって治療を負担に感じることがありますので、安定期に入ったら検診にお越しください。
この時期は、切迫流産の可能性があるため、緊急の場合を除いて歯科治療は控えることをお勧めします。
安定期に入ると、妊娠前とほぼ同様に歯科治療を受けられます。この時期にマタニティ歯科の受診をおすすめします。
常に陣痛が起こる可能性があるため、妊娠初期と同じく、緊急の場合を除いて歯科治療は避けましょう。必要な治療は出産後に行うことをお勧めします。
レントゲンや麻酔の影響について心配される方も多いかと思いますが、当院のレントゲン機器はデジタル技術を使用しており、日常生活で受ける放射線量を大きく下回るレベルです。胎児に影響を与える可能性は極めて低いとされています。また、麻酔は体外へ排出されるため、安定期に入れば問題はほとんどありません。 心配のために受診を控え、口腔内の状態が悪化することの方が懸念されます。もしそれでも不安を感じる場合は、気持ちに配慮し、検査や治療内容について詳しくご相談いただけるよう対応いたします。
用途に合わせたマウスピースをオーダーメイドで製作いたします。
歯や顎関節にかかる負担を軽減し、顎関節症の症状を緩和します。就寝中のほか日中にも装着していただけます。
スポーツ中のケガや脳震とうを予防します。集中力やパフォーマンスの向上も期待できるといわれています。
当院では、自由診療のスポーツマウスガード「VIA」を取り扱っています。スポーツマウスガードは、プレー中に発生する衝撃を吸収し、顎や口周りのケガ、さらには脳震とうのリスクを軽減するための重要なプロテクターです。マウスピースのデザインは公式サイトにてご確認いただけます。
費用:16,500円 / ノーマルカラー計15色、27,500円 / マーブルカラー計10色。
▼公式サイトはこちら
当院では内科と連携して、保険診療と自由診療のスリープスプリントを製作しております。 スリープスプリントを装着することで、就寝中の舌の落ち込みが軽減されて気道が広がり、いびきや無呼吸を緩和できます。
スリープスプリントの種類
一体型のマウスピース(保険診療)です。 このマウスピースは上下の顎が固定される構造になっており、装着中は顎を動かすことができません。 装着感に関してはソムノデントに比べてやや劣るもの、保険診療のマウスピースの治療効果が劣っているわけではありません。当院では、保険診療のマウスピース治療においても、適切な調整を行うことで十分な治療効果が得られるよう努めています。
ソムノデントは、患者さまのための歯に合わせてオーダーメイドで製作される装置です。 上下の顎が分離した構造のため、装着中でもせきやくしゃみ、会話、飲水が可能で、口呼吸もスムーズに行えるため、拘束感が少ないのが特徴です。また、装置の内面には柔らかい素材が使用されており、フィット感が良く、外すのも簡単です。 さらに、耐久性にも優れており、快適にご使用いただけます。睡眠時無呼吸症候群の治療において必要な下顎の位置調整も、チェアサイドで簡単に行えます。
当院ではご希望を丁寧におうかがいして、お食事や会話のストレスを軽減するための機能的な入れ歯を製作しています。 金属バネがなく自然な見た目の「ノンクラスプデンチャー」や薄く違和感の少ない「金属床」の入れ歯などもございますので、お気軽にご相談ください。
粘膜にあたる床(しょう)の部分が、金属でできた入れ歯です。プラスチックとくらべて強度の高い金属を使用するため、床の部分を薄く作れます。そのため、「装着時の違和感が少ない」「壊れにくい」といったメリットがあります。さらに、金属は温度を伝える性質があるため、食べものの温度を感じやすく「おいしく食べる」ことができるのです。ただし、保険が適用されないため費用負担が大きくなります。また、修理が難しいといった点にも注意が必要です。
保険診療の部分入れ歯では、周りの歯や歯ぐきに金属のバネをかけて入れ歯を固定させます。お口を開けたときにバネが見えてしまうことを気にされる方におすすめなのが、バネを使わない「ノンクラスプデンチャー」です。 「ノンクラスプデンチャー」はバネの代わりに、歯ぐきに近い色の樹脂を歯ぐきに被せて固定します。入れ歯をつけていることが周りの人に気付かれにくく、自然な口元に仕上がります。 また、特殊な柔らかい樹脂を使用しているため、歯ぐきにしっかりとフィットするのもメリットの一つです。 さらに、金属を使用しないため、金属アレルギーの方にもご使用いただけます。 ただし、適用できる症例が限られていて、残っている歯が少ない場合などはお選びいただけません。一般的に強度が弱く、修理が難しいことから、数年で作り直す必要があります。
「ノンクラスプデンチャー」と金属を組み合わせた入れ歯が「ノンクラスプデンチャーアルティメット(金属床)」です。 「ノンクラスプデンチャー」の裏側に金属のフレームを付けることで、強度が増して、長く安定してお使いいただけます。 金属は裏側など部分的に使用するため、お口を開けたときに見えることはありません。 また、金属の持つ「温度を伝える」性質によって、食べものの温度が伝わりやすくなり、おいしく食べられるようになります。 ただし、金属を使用していますので、金属アレルギーがある方にはお使いいただけません。
「コンフォートデンチャー」は、歯ぐきと入れ歯を、特殊なシリコンを使って接着させます。シリコンの吸盤のような性質を利用して、お口の中にしっかりと吸着させるので、食事中にズレたり外れたりすることはほとんどありません。 素材の持つ弾力性によって噛んだときの力が分散されるので、負担なく噛むことができます。 ただし、使用しているうちにシリコンがはがれてくるため、数年で作り直す必要があります。保険が適用されない自由診療の入れ歯です。
当院では、加齢や病気、障がいなどで通院が困難な患者さんに対する訪問歯科診療を行っています。専用のポータブル機器を持参し、ご自宅や入居中の施設などにおうかがいして医院と同レベルの治療や検査、歯のクリーニングをご提供します。お口のケアに関するお悩みにも対応しますので、お気軽にご相談ください。
当院は見た目のケアにも力を入れていますので、より自然な笑顔をめざしたい方、保険診療の銀歯では見た目が気になるという方はぜひご相談ください。女性の歯科医師が患者さま本来の美しさを引き出すお手伝いをいたします。 お口にかざすだけで歯型のデータが取れるスキャナーを活用し、セラミックやジルコニアなどの審美性にすぐれた詰め物・被せ物をご提供します。また、短期間で歯並びをきれいにしたいという方には、「セラミック矯正」がおすすめです。
当院では、高精度3Dコンピューターで詰め物や被せ物を設計・加工できるセレックを導入しております。天然歯に近い色と質感のセラミックを使用しているため、審美性が高いだけではなく、他の歯との噛み合わせにもやさしいです。通院・麻酔の回数も通常よりも少なく済み安全性の高い治療を提供できます。
整った歯並びは健康的で清潔感のある印象を与えるだけでなく、歯磨きがしやすく、むし歯や歯周病になりにくいというメリットもあります。 当院では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を使った矯正治療を行っています。マウスピースは透明なプレスチック製なので目立ちにくく、金属アレルギーの心配もありません。また、食事や歯磨きの際に取り外せるなど、負担の少ない治療が可能です。
歯の黄ばみは、加齢や遺伝、食生活など、さまざまな影響で起こります。ホワイトニングは、専用の薬剤で歯を漂白して歯の白さを取り戻す方法の一つです。 当院では歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅などでご自身で行っていただく「ホームホワイトニング」をご用意しており、ご希望の白さや歯の状態、ライフスタイルなどによってお選びいただけます。
美しい口元は、表情を明るくするだけでなく、お顔全体の印象を若々しくしてくれます。 当院では口元にお悩みを持つ方々のために、「デンタルエステ」と名付けた審美治療メニューをご用意しています。お口まわりのマッサージなど、歯科治療や定期メンテナンスと合わせた治療が可能な場合もありますので、詳しくはお問い合わせください。
美容点滴はサプリメントなどとは異なり直接血管内に投与するため、全身に素早く栄養がまわり、高い効果が期待できます。体内に存在する栄養素や、食べ物などに含まれる栄養素を点滴するので、副作用が非常に少ないことも特徴の一つです。 歯科医院での点滴療法は、外科治療後の回復をはじめ、歯周病やインプラント周囲炎、口内炎などの予防と治療、エイジングケアなど幅広い効果が期待できます。 当院では、患者さまのお口の中の状態やライフスタイルに応じて、適切だと思われる点滴療法をご提案いたします。
ボツリヌス療法とは、ボツリヌストキシンというたんぱく質の一種を筋肉に直接注射して、筋肉をゆるめる治療法です。 歯ぎしりや食いしばりを緩和するほか、咬筋の発達によるエラの張り改善、オトガイにできるシワの改善などが期待できます。
歯科口腔外科では、おもにお口の中の外科処置を行います。 特に当院では、親知らずの抜歯を得意としておりますので「親知らずが生えてきて痛い」「親知らずが斜めに生えてきた」といった場合もご相談ください。 そのほか、顎関節症や歯ぎしり・食いしばり、なかなか治らないお口の中のできもの、舌のしびれ、お口周りのケガなど、お口にまつわるあらゆる症状を診療いたします。
歯周病で失ってしまった歯ぐきや歯槽骨は元に戻すことができません。しかし「歯周組織再生療法」であれば、歯周組織をある程度再生させて、重度の歯周病でも抜歯を回避できる可能性があります。 当院では、たんぱく質の一種を歯の根に塗布して、歯周組織の再生を促す「エムドゲイン」や「リグロス」など、複数の選択肢をご用意しています。また、歯ぐきが下がって見た目が気になるという方には、上顎の歯肉を退縮した歯ぐきに移植する「根面被覆術」で審美性を改善することも可能です。
インプラントは自分の歯と同じような機能を回復できる義歯です。歯を失った箇所の顎の骨に人工歯根を埋め込み、骨と結合させてから人工歯を被せます。噛み心地や見た目が自然で、入れ歯が合わないという方にもおすすめです。 当院では、国際口腔インプラント学会 認定医が治療を担当いたします。